2020.06.16ブログ
夏の着物

6月も半ばになりました。そろそろ夏着物の準備ですね。
本格的な夏となる7月・8月には、薄物とよばれる、透け感のある着物を着ます。一般的には絽・紗・麻などが用いられ、帯や小物も涼しげな素材・デザインのものを合わせます。
着付けのポイントとして大切なのは「透ける」ということを常に意識することです。長襦袢や着物の下前の処理が雑だと、上前からそれがはっきりわかってしまいます。胸ひもや腰ひもの結び目の大きさにも要注意です。
また、色の濃い下着も避けましょう。透け感がどうしても気になる場合は、きものに居敷当てをつけることもできます。
薄物のきもの姿は、周囲の人にも涼しさを感じさせます。凛とした姿勢で颯爽と着こなしたいですね。